冬になると必要な防寒着は、寒さが本格化する前に用意しておきたいものです。これ自体はコーディネートに影響しますから、実店舗に立ち寄って合わせたり、試着して選ぶことが大切です。一方のインナーの方は、特にファッション性は重視されないので、通販で購入することも可能です。
勿論、人それぞれ好みというものがあるので、何でも良いとの結論にはなりませんが、それでもアウターに位置する防寒着よりは選びやすいでしょう。
何処でいくらのものを買う?
実店舗で一緒に買うことも可能ですが、いくつも合わせて選ぶのには時間が掛るので、インナーを後回しにして通販で購入するのは合理的です。
実際に購入を検討する際のポイントとしては、何処で買うかを最初に決めることです。品揃えは選択肢の母数を意味しますから、なるべく取り扱い商品の数が多く、ラインアップの幅も広いショップが理想的です。また価格も重要なポイントで、価格帯が高いものばかりだと必然的に選びにくくなります。
高価な商品が取り扱われていても、それが問題になるわけではなく、価格的に幅広い品揃えの方が選びやすいという意味です。汗を掻いたり毎日着替えることを考えると、価格はできるだけ手頃な方が良いでしょう。耐久性に支障が出るほど安過ぎるのは問題ですが、何着も買えない位に高いものはどうかといえます。
耐久性の観点では、繰り返し洗濯しても縮まないこと、そして乾きが早いものがベストです。防寒着の内側に着るインナーは、汗を吸収して傷みやすいですから、洗濯の際はダメージを最小に抑えたいところです。
実店舗より通販?
替えの数に余裕があれば、順に着て一着あたりを長持ちさせられますが、何十着も用意するのは非現実的です。現実には、限られた枚数を順に着用する形となるので、一着あたりに求められる耐久性は高くなります。当然ですが、衣類は消耗品で洗濯に耐えられる回数にも限界がありますから、その点はやむを得ない部分です。
幸いなことに、通販なら同じものが再び買えるチャンスがありますし、必要な時に即座に注文できるので便利です。これが実店舗での買い物となると、お店に足を運んで商品を探したり、間違いがないか確認をするなどの手間があります。
再購入がしやすいという意味では、実店舗よりもインターネットショップの方が、一歩先を行っているといえるでしょう。
インナーにおすすめの素材
防寒着のインナーにおすすめなのは、水分によって発熱する繊維を採用したものです。肌に密着するタイプであれば、発熱によって暖かさが感じられますし、何より熱が逃げにくいので魅力的です。
ストレッチ素材は特に、フィット感が良くて多少のサイズ違いも許容できますから、通販で商品を選ぶなら断然このタイプが狙い目です。生地が厚めなら尚良好で、厳しい寒さの中でも活動できる暖かさがえられます。組み合わせ方によっては、汗がこもって蒸れてしまうので、そこは注意した方が良いです。
しかし、隙間が多過ぎると今度は熱が逃げてしまいますから、適度なフィット感で隙間を作らない組み合わせが最善です。
アウターとインナー
アウターには通気性を持たせ、インナーは発熱素材で体温を維持する、この組み合わせ方が防寒着の理想的な選択肢となります。首周りは好みによりますが、タートルネックなら熱を逃さずに快適ですし、体温が保てるので寒さに負けずに済みます。
首には太い血管が通っていますから、ここを冷やすと血液も冷やされ、結果として全身の体温が下がってしまうわけです。熱中症などの際に、応急処置で冷やした方が良いとされる部分は、体温が逃げやすいポイントなので要注意です。
通販で商品を比較する場合は、こういった部分を写真などでチェックして、快適な暖かさが得られるか確認しましょう。タートルネックが苦手という人は、襟のないタイプでも構わないので、とりあえず何か一着着込むことをおすすめします。
ただ襟がなければ体温が奪われやすくなるので、その分はアウターの襟やマフラーなどで補う必要があります。反対に防寒性能を上げたい時は、更にもう一着インナーを追加するのが基本です。
保温性能に着目しよう
重ね着だと動きにくくなってしまいますが、薄めのベストであれば動きを制限せずに済みます。ベストは襟がないのが普通ですし、腕の部分も覆わないので、防寒着の下に着るのに適しています。綿入りなら保温力がアップしますから、キルティング加工で適度に綿が入っているものがおすすめです。
ただし、革素材のように通気性がないものは例外なく蒸れるので、通販ではまず素材や通気性をチェックしましょう。発熱素材の衣類もベストも、保温性能に着目することが大切で、同時に適度な発散性も重要なポイントです。
『冬には大活躍をする防寒着の利用と極寒用で販売されている通販の商品』
基本を知っておくことが大事
素材の善し悪しや作りの違いが理解できれば、後は色やデザインなどが好みで選べます。衣類は着心地が何よりも大切ですから、外側にくるアウターは別として、肌に近い衣類は着やすさや心地良さで選びたいところです。基本を踏まえて比較や検討が行えると、実物を見なくても失敗のない買い物が実現できるようになります。